2026.03.13
インビザラインファーストの費用相場をご紹介。治療費を抑える方法も
この記事を監修した人
C&C美原デンタルクリニック院長
杉田彰久
院長の杉田は成人・小児矯正を含めた各種先進医療を幅広く診療しており、口腔内の全体を診る全顎的な治療が可能です。特にマウスピース矯正治療を得意とし、MeLoS認定アライナー教育担当講師でもあります。患者様の希望や不安を丁寧に伺い、幅広い治療計画から患者様に適した治療方法を一緒に考え、地域のかかりつけ歯科医を目指しています。
お子さまの歯並びは、将来の健やかな成長と自信に直結する大切な要素です。成長期のお子さまの顎の健全な発育を促し、歯並びを整えるマウスピース矯正「インビザラインファースト」は、単なる見た目だけでなく、全身の健康にも深く関わる「未来への投資」と言えるでしょう。
この記事では、インビザラインファーストの費用相場と内訳、さらには治療費を賢く抑えるための具体的な方法まで詳しく解説します。
インビザラインファーストの
費用相場

インビザラインファーストは、成長期のお子さまの顎の健全な発育を力強く促し、歯並びを整える革新的なマウスピース矯正治療です。小児期に矯正治療を行うことは、正常な顎の発育を丁寧にサポートし、正しい噛み合わせを育むことにつながります。
食べ物をしっかり噛めるようになることで消化吸収が円滑に促進されたり、正しい発音がしやすくなったりといったメリットも考えられます。
インビザラインファーストの費用相場は、一般的に数十万円から百万円程度となる場合が多いです。治療費には、精密検査費用、治療計画の作成費用、マウスピースの製作費用、定期的な通院での調整費用などが含まれています。
インビザラインファーストの
費用内訳

初診・カウンセリング費用
インビザラインファーストの治療を開始するには、まず初診・カウンセリングが必要です。当院では、虫歯や歯周病の有無といった口腔全体の健康状態を確認し、インビザラインファーストがお子さまのケースに適しているかを初期的に診断します。
また、保護者の方の疑問や不安にも丁寧にお答えし、安心して治療に臨んでいただけるよう努めています。治療の流れや期待できる効果、治療期間の目安、おおよその費用について、歯科医師から直接ご説明します。
精密検査費用
インビザラインファーストを検討する場合、精密検査が必要となります。この費用は、お子様の歯並びや顎の状態を詳細に分析し、最適な治療計画を立てるために不可欠です。
口腔内写真・顔貌写真の撮影では、治療前後の変化を客観的に記録し、評価するために、お口の中や顔全体の写真を撮影します。
レントゲン撮影(パノラマレントゲン・セファロレントゲン)では、歯の根の状態や顎の骨の成長方向などを確認し、目には見えない情報を得ます。
矯正器具の製作費用
インビザラインファーストの治療計画が確定したら、矯正器具であるマウスピース型アライナーの製作に移ります。
精密検査で得られたデータを基に、コンピューター上で治療シミュレーションを行います。クリンチェックで承認された治療計画に基づき、一つひとつのアライナーが海外の製造工場で精密製作されます。
アライナーに加え、歯の動きをサポートするアタッチメントと呼ばれる小さな突起を歯の表面に接着することがあります。費用には、これらの装置製作にかかる高度な技術と手間が含まれます。
通院・調整費用
インビザラインファーストの治療期間中は、必ず綿密な定期的な通院が必要となります。この費用は、治療の進行状況を歯科医師が詳細に注意深く確認し、必要に応じて細やかな調整を行うためにどうしても発生するものです。
- マウスピース型アライナーの適合確認
- アライナーの丁寧な交換指導とチェック
- アタッチメントの状態確認・調整
これらの定期的な診察と調整は、治療を円滑に、そして着実に進めるために非常に重要です。
保定装置の製作費用
インビザラインファーストで歯並びが整った後も、矯正治療で動かした歯は元の位置に戻ろうとする性質があり、これを「後戻り」と呼びます。後戻りを防ぎ、せっかく整った歯並びを安定させるために必要なのが保定期間と保定装置です。
保定装置には、大きく分けて固定式と可撤式リテーナーがあります。固定式リテーナーは歯の裏側にワイヤーを接着するタイプで、常時装着するため高い安定性が期待できます。どのタイプの保定装置が適しているかは、お子さまの歯並びや成長の状況によって歯科医師が判断します。
保定期間の通院・調整費用
保定装置を装着している保定期間中も、定期的な通院と調整が必要です。通院時には、保定装置の適合・破損チェック、歯並びの状態確認、口腔内の衛生指導が行われます。
保定装置の適合・破損チェックでは、リテーナーが適切に装着されているか、破損がないかを確認します。
特に、リテーナーの種類によっては、取り扱いやお手入れの方法が異なるため、歯科医師や衛生士からの指示をしっかりと守るようにしましょう。保定期間は、きれいな歯並びをしっかりと定着させ、将来にわたって維持していくための大切な期間です。
インビザラインファーストで
追加費用がかかるケース

マウスピースを破損・紛失した場合
マウスピースを破損・紛失した場合、追加費用が発生する可能性が高いです。新しいマウスピースの作成が必要となるため、その都度費用がかかります。
マウスピースが破損・紛失すると、歯の動きが一時的に停止してしまいます。計画通りに歯が動かなくなると、治療期間が延びる原因にもなります。
飲食時や歯磨き時以外は、マウスピースを必ず装着するようにしてください。取り外したマウスピースは、必ず専用のケースに入れて保管しましょう。
硬いものと一緒に置いたり、落としたりしないよう、お子様にもしっかり伝えてあげてください。日頃からの丁寧な管理が、スムーズな治療継続と追加費用発生の防止につながります。
治療期間が延びた場合
インビザラインファーストの治療期間は、歯並びの状態や治療計画に基づき設定されますが、理由により長引くことがあります。
治療期間が延びる原因は、マウスピースの装着時間不足、自己管理の不十分さ、予想外の歯の動きなどです。インビザラインファーストは、1日あたり20時間以上の装着が推奨されています。
マウスピースの交換時期を守らない場合も、歯の動きに影響が出ることがあります。治療をスムーズに進め、期間延長による追加費用を防ぐには、歯科医師の指示を守り、毎日決められた時間マウスピースを装着し、自己管理を徹底することが大切です。
治療中に虫歯ができた場合
インビザラインファーストでの矯正治療中に、新しく虫歯ができてしまうことがあります。
矯正治療自体が直接的に虫歯のリスクを高めるわけではありませんが、マウスピースを装着している時間は、唾液による自浄作用が働きにくくなるため、普段以上に丁寧な口腔ケアを怠ると虫歯になりやすい状態になることがあります。
もし治療中に虫歯ができてしまった場合、その虫歯治療にかかる費用は、基本的に矯正治療費とは別に自己負担となります。矯正治療中は、普段以上に丁寧な口腔ケアを心がけ、定期的なチェックを受けることで、虫歯のリスクを減らし、余計な費用発生を防ぐことができます。
保定装置の再作成が必要となった場合
インビザラインファーストで歯並びが整った後も、治療はまだ終わりではありません。矯正治療で動かした歯は、何もしなければ元の位置に戻ろうとする性質があります。これを「後戻り」と呼び、残念ながら多くのお子さまに見られる現象です。
この後戻りを防ぎ、せっかく整った歯並びを安定させるために必要なのが、保定期間と保定装置です。保定装置は、お子様が頑張って手に入れた美しい歯並びを維持するための大切な「最後のステップ」と言えるでしょう。
この保定装置は、通常、治療費に含まれていることが多いですが、保定期間中に保定装置を破損したり紛失したりして、再作成が必要になった場合には、追加費用が発生します。
インビザラインファーストの
費用を抑えるには

医療費控除を申請する
インビザラインファーストのような歯科矯正治療は、高額になるケースが多くあります。このような場合、国が定めている「医療費控除」という制度を活用することで、支払った税金が還付されたり、翌年の税金が安くなったりする可能性があります。
医療費控除とは、1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費の合計が一定額を超えた場合、その金額に応じて所得税や住民税が軽減される制度です。
申請は、管轄の税務署へ「確定申告」という手続きで行います。治療にかかった領収書や交通費の記録などを、きちんと保管しておくことが非常に大切です。
ご不明な点があれば、税務署の窓口で相談することもできます。税金の負担を軽減できる貴重な制度ですので、ぜひ積極的にご活用ください。
デンタルローンを活用する
インビザラインファーストの治療費はどうしても高額になる場合があり、デンタルローンの活用も有効な一つの方法です。デンタルローンを利用する主なメリットは、初期費用の負担軽減と無理のない月々の支払い額の調整です。
一方で、デンタルローンには金利が発生することや、審査が必ず必要となるデメリットがあります。デンタルローンにはいくつかの種類があり、それぞれ条件が異なりますので、事前に比較検討することが重要です。
当院でもデンタルローンに関するご相談を承っておりますので、ご希望の方はお気軽にお声がけください。
治療が長引かないようにする
インビザラインファーストの治療では、治療期間の延長による追加費用発生を防ぐため、計画通りに進むよう努めることが重要です。費用を抑えるためのポイントは以下の通りです。
-
マウスピースの適切な装着時間を守るインビザラインファーストのマウスピースは、1日あたり20時間から22時間以上の装着が推奨されています。
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決められた交換時期を厳守する歯科医師から指示された交換時期に合わせて、新しいマウスピースに交換しましょう。
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定期的な通院を欠かさない通院を怠ると治療の遅れや計画の見直しが必要になり、追加費用が発生する可能性があります。
これらの注意点を守ることで、治療が計画通りに進み、無駄な追加費用を抑えられます。
インビザラインファーストを
検討している方は、
堺市美原区の
「C&C美原デンタルクリニック」へ
ご相談ください

インビザラインファーストを検討されている方は、堺市美原区の「C&C美原デンタルクリニック」へご相談ください。堺市美原区にある「C&C美原デンタルクリニック」では、お子さまの成長段階に合わせたインビザラインファースト治療に取り組んでいます。
当院では、最初のカウンセリングを大切にし、お子さまの歯並びのお悩みや、治療に対するご希望を詳しくお伺いします。また、保護者の方には治療計画や費用について丁寧に説明いたします。お子さまが安心して治療を受けられるよう、痛みに配慮した治療を心がけています。
ご家族の皆さまが納得し、安心して治療を進められるようきめ細やかにサポートします。インビザラインファーストを検討されている方は、当院までお気軽にご相談ください。